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【海外就職は未経験でもできる?】小さくても良いから『業界経験』をつけよう

投稿日:2019年4月28日 更新日:

「海外就職にベストなタイミングってあるのだろうか?」
・新卒で飛び込むべきか?
・まずは経験、スキルをつけてから?

海外志向のある就活生、若手は誰もが考えることでしょう。先日もこんな質問をいただきました。

こういった疑問に、『海外就職をより優位に進めるためにはどうすれば良いか?』と言う視点から答えていきたいと思います。

参考までに、僕の海外キャリア歴はこんな感じです↓

「海外勤務4年・4カ国経験あり」「アジアでキャリアアップし、年収1.5倍」

  • 入社4年目で海外就職し、アジアでキャリアアップを実現
    − 駐在経験、法人営業、語学力をベースに現地採用入社
    − 戦略コンサルで修行しスキルアップをはかった結果、年収は入社時の1.5倍に
  • 現在、未経験のWebマーケ業界へキャリアチェンジをするため、期間限定ノマドをしながら、就活も同時並行中
    − 前職までの強みの整理(戦略コンサル/グルーバル経験) × Webマーケ分野の事前勉強(ブログ/ライティング/SEO)で、できるだけ経験値を高めている最中

【海外就職は未経験でもできる?】小さくても良いから『業界経験』をつけよう

事前に補足しておくと、もちろん、「専門性がないと海外では働けない」、「新卒で就職すべきではない」ということでは全くありません。海外で働いてみたい、という最初の目的を達成するのであれば、道はいくらでもあります。

ただ、もしこれを読んでいるあなたが、

「海外就職がゴールじゃない。その先も海外でキャリアアップをして、より良い環境を作っていきたい」

と考えているならば、どの領域で勝負するかを決めること(ポジションを築くこと)はとても重要になってきます。

では、以下で詳しく触れていきます。

 

1)海外拠点で陥りやすい、”何でも屋” にならないこと

カバーしなければならない業務範囲が広いから(一つの領域に特化した経験を積みにくいことが多い)

人数が少ない海外拠点は、日本の大企業本社と比べ、一人当たりでカバーしなければならない範囲が必然的に増えてきます。

明確に業務範囲を線引きしても、漏れ出した業務は誰かがカバーしないと物理的に回らなくなるので、「こんなこともやるのかよ」状態に多く遭遇することになります。

(「これは日本企業全般に言えることだよ」というツッコミが入るかもしれませんが、日系の海外法人はリアルに人が足りないので、この傾向がより強いです)

そうすると、例えば自分はサービス企画をやりにきたのに、営業も、総務的なことも、専門分野でもないのに誰もやらない案件も、、やらなければいけない状況が起こりえます。

(もっというと出張者接待とか海外特有のやつもありますが、、、キリがないのでこの辺で)

要は、がむしゃらにいろんなことに挑戦してきたけど、結局自分は何ができるようになったのか、これ!とズバッと言えるようなことが気づいたときには何もなかったなんてことになり得ます。

 

2)長く海外で食べていきたいなら、手に職(業界経験)は日本より重要

即戦力を求められるケースが多いから

日本の本社であれば、入社した若手にメンターがついたり、充実した研修制度があったりと、経験がなくてもキャッチアップできる環境も、若手に与えられる時間的猶予もある程度あります。

でも、海外拠点は人数も少なく、制度も本社ほどカッチリは整っていないので、時間をかけて面倒をみてあげる余裕も環境もなかなか作り出せないのが現実です。

仮に「未経験歓迎」の記載があったとしても、それは自分で必死にキャッチアップすることに加え、「会社が教えてくれなかった」という言い訳をしても無駄という前提で飲み込む必要があります。

【リアルな話】未経験で入ると、現地採用の給与は安く叩かれる可能性が高いから

かなりシビアな話になりますが、現地採用の給与基準は、「ローカル社員にできない価値をどれだけ持っているか」で決まると思っています。日本人だから日本水準の給与というのは完全に間違った話ではないですが、それだけで差別化しようとすれば、給与はどこかで頭打ちするでしょう。

(A) 日本人だからこそできること ×  (B) スキル的にもローカル社員に負けない力があること

自分を差別化し、市場価値を上げていくには、(B) のウェイトを上げていくことが必要になってきます。

採用面接を受ける際にも、(B)のスキル・経験を磨いておくことで、強気で交渉できる自分であることが理想ですね。

 

(おまけ)新卒海外はあり?という疑問

この質問もよく受けます。

人によって言うことは違うと思うし、世の中にも完璧な答えはないと思います。

もし現時点で僕個人の意見を述べるのであれば、

”ある程度専門性があるならアリ(特にIT/Web系)
ないならば、まずは新卒で最低限業界経験をつけてからが無難”

ある程度専門性があるならアリ(特にIT/Web系)

特に、個人でも力をつけやすいIT/Web系であれば、より可能性は高まるかもしれません。

例えば、長期でのインターン経験、プログラミングを学んでWebサービス作ってみた経験、自分でブログなりサイト運営なり映像制作なり、何かしらのアウトプットした経験など。

これらの経験を通して、「学生時代で高めたスキルを突き詰めたい」とか「業界のことがよくわかっている」といった状態であれば、そこに絞って海外就職先を探してみるというのは、現実的な選択肢かと思います。

ないならば、まずは新卒で最低限業界経験をつけてからが無難

この最低限ってどこまで?というのは確かに難しいし、完璧を突き詰めてたらいつまでたっても動けないですからね。

ただ、誇れるスキルがなくても(これは他人との比較対象にもよるので)、「経験をした、少なくとも業界のことがわかった」、「履歴書に書いてもいいレベルまでやった」と自分で思えていれば、それは業界経験と呼べるのではないでしょうか。

”やったことがあるかないか” は全くの別物だからです。

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Ryota@アジアでキャリアを創る

タイ・バンコク在住。戦略コンサル→海外就職メディア「アジラボ」運営&キャリア支援。20代で4カ国勤務の経験から『海外で働く・生きる』のリアルを発信 ■大学純ドメ体育会→挫折&留年→バックパッカーで覚醒→NTTインド駐在→DI戦コン ■キャリア相談もお気軽に