
Ryota @ryota0406 です。
この記事は、
- 「海外で働くことに興味がある」
- 「グローバル人材になりたいと思っている」
- 「そのためにはどんな方法があるか知りたい」
そんな方向けに書いています。
先日、こんなトピックが盛り上がっていました。
海外で働きたい方は、
— ペン助@JR総合職 (@adeliepenguin9) June 17, 2019
①グローバル人材になりたい、キャリアに箔をつけたい、語学身につけたいなど
②海外が好き、日本を出たいなど
どっちが多いんでしょうか?やはり①ですか?それとも他に理由が?
海外で働きたい方は、
From ペン助氏のツイート
①グローバル人材になりたい、キャリアに箔をつけたい、語学身につけたいなど
②海外が好き、日本を出たいなど
どっちが多いんでしょうか?やはり①ですか?それとも他に理由が?
そもそも、あなたはなぜ海外を目指すのでしょうか?
- グローバル人材になってキャリアに箔をつけたいから?
- ただ海外が好きだから or 日本が嫌だから?
理由は人それぞれだし、どちらが良い、といったことでもないですが、
まずは「なぜなりたいか?」の “WHY?” を把握するところから始めましょう。
この記事では、海外を目指す理由によってタイプを大きく2つに分類し(独断)、それぞれのタイプの人がどのようにそれを実現していけば良いか考えていきます。
念のため、僕の経歴と立場はこんな感じです。
- 新卒で大企業入社し、海外駐在を経験
- その後海外転職を実現し、アジア在住歴4年
駐在、現地採用、どちらも経験した立場からお話ししていきます。
【海外で働くには?】まずは「なぜ?」を明らかにしよう(タイプ別転職方法)

【タイプ①】キャリアに箔をつける・市場価値を高めるため
<こんなタイプの人>
- 今後のキャリアアップのためにグローバルな経験を積んでおきたい
- 海外は好き。駐在もして見たいけど、やっぱり住むのは日本が良い
<キャリアを歩む手段>
- 英語を使う or 海外と関わりのある業務や部署につく
- 語学を磨く(TOEIC等でハイスコアを取る)
- 大企業のトレイニー制度や、駐在を狙う
近くにあるチャンスから手を出してみる
この先ずっと海外キャリアを歩みたいわけではないかもしれないですが、自分の可能性を広げるために、実現しやすい環境に身を置きましょう。
今いるポジションで既に海外と関わる業務をしているなら
まずはそこで経験とスキルを積み上げ続けることが先決です。
例えば語学習得、現地のマーケット理解、そして外国人と仕事をするということを学ぶ、など。
そこで評価をされれば、自然と次のステップへの扉が開いてくるはず。
若手であればまずは案件の出張を取るところから、そしてトレイニーや研修制度へ繋げていく。
あるいはそうしているうちに、もしかすると他から魅力的なオファーが来るかもしれないし、海外勤務の求人にも巡り会えるかもしれません。
まだ海外に関わる業務ができていないなら
それならば、方法は大きく2通りあります。
- A. 地道に社内でポジションを取っていくか
- B. 実現しやすい環境に行く(転職する)か
A. 地道に社内でポジションを取っていく
それなりの忍耐が必要ですし、地道に語学力なり専門性・ポジションをあげていくしかなさそうですね。
ちなみに僕は新卒の大企業で、2年目からトレイニー派遣を経験し帰国、その後の駐在は最速でも30歳過ぎで、5年以上待つ必要があったので、耐えきれず転職しましたが。。(あまり参考にならずすみません)
B. 実現しやすい環境に行く(転職する)
最低限の語学力といったグローバルスキルに加え、「専門性」が重要になってきます。
海外赴任=現地法人は一般的に人が足りていないため、求められるスキルのレベルや業務範囲も日本にいる頃よりも広くなります。
わざわざ日本からコストをかけて送るわけですから、「これくらいのスキル・能力があり、これくらいのパフォーマンスを出せるだろう」という期待値がよりシビアになります。
今の会社にしろ転職にしろ、若くして駐在を狙うのであれば、「自分のスキルと派遣コストの費用対効果」を意識する必要があります。
なお、新卒入社した会社でいち早く海外勤務を勝ち取るのであれば、研修・トレイニーが現実的でしょう。
また、海外キャリアや海外勤務を実現する上で、”新卒でとりあえず大企業に入っておくこと” は悪い選択ではありません。
大企業に所属している or 入社を考えている学生は、ぜひ以下を参考にしてみてください。
【参考】
【新卒でいきなり海外就職すべき?】まずは日本で大企業に就職するメリット
【新卒でいきなり海外就職すべき?】まずは日本で大企業に就職するメリット
【タイプ②】 単純に海外が好き and/or 日本を出たいから
<こんなタイプの人>
- 学生時代に留学/インターンを経験し、海外で生活しながら働きたい憧れがある
- 現地の生活や気候、食べ物が合っている or なんか日本は息苦しい
<キャリアを歩む手段>
- 現地採用や、海外赴任が確約されている会社に就職する
- その後も海外で働き続けるために、業務経験や専門性を磨き続ける
- (どうしても実現手段がなければ)まずはワーホリや語学留学をしてみて、その後のキャリアを考える
自分の居心地の良い場所を選ぶのは恥ずかしいことではない
このタイプの人は、おそらく仕事云々以前に、海外で働きたい思いが先行しているのではないでしょうか?
自分と向き合った結果、最後に感覚に従うことに恥じる必要はありません。
環境を変えてより自分がパフォーマンスを出せる場所で、人生が変わる可能性だって大いにあります。
その願望をクリアにしていくためには、
- 実際に求人を探す、エージェントや求人サイトを活用する
- 時間があれば現地に行って人と会う、生活を体験してみる
ことで、徐々にイメージを膨らませながら、着実に実現していくのが良いと思います。
【参考】
【環境を変えるのに立派な理由は必要?】自分が整う場所で生きて行く(海外移住/転職)
【環境を変えるのに立派な理由は必要?】自分が整う場所で生きて行く(海外移住/転職)
でも、好きだからこそ、戦略的に進める
では仮に海外就職できたとしましょう。
でも、多くの人はきっとそこが人生のゴールではないはずです。
今後も海外でキャリアを歩みたいならば、行き当たりばったりでなく、ちゃんと戦略的に進めていけるとベターです。
戦略的に進める方法はこれから説明していきますが、海外転職や現地採用でキャリアアップをしていくための僕なりの考えを以下の記事に書いているので、よければこちらも参考にしてみてください。
【参考:現地採用からキャリアアップを目指す方法】
【海外就職でキャリアアップは可能?】現地で人脈、ポジションを築く(アジア/現地採用)
【海外就職でキャリアアップは可能?】現地で人脈、ポジションを築く(アジア/現地採用)
キャリアアップに必要なのは、「業務経験」と「専門性」(僕の見解)
これは日本でも同じことですが、企業から欲しいと思われる人材になっていくことがキャリアアップの近道です。
もちろん20代前半~半ばであれば、専門性がなくともポテンシャルで採用されるケースは十分にあります。
ただし、30歳前後になると、「業務経験・専門性>ポテンシャル」になってきます。
(これは僕が身をもって体感しました)
なぜかというと、海外現地法人は日本に比べ圧倒的に人が少ないので、即戦力を求める傾向が強いからです。
転職してキャリアアップするには、“その分野の経験が十分にある” に越したことはないですが、”少なくともその業務を経験したことがあること”、あるいは、”業界にいたことがある事実” があると優位に進められることが多いです。
【参考】
【海外就職は未経験でもできる?】小さくても良いから『業界経験』をつけよう
【海外就職は未経験でもできる?】小さくても良いから『業界経験』をつけよう
■ どんな理由であれ、チャンスを引き寄せてまずはやってみればいい
願望を持っているだけでなく、実際に動いてやってみること。これに尽きます。
やってみた結果、楽しければ続ければ良いし、違うと思ったら別の選択肢を探ればいいだけです。
自分の置かれた状況から一番近いものから手をつけてみて、つまみ食いしながら考えてみましょう。
【参考:(初心者向け)海外就職を実現する手段】
海外就職/転職を実現するおすすめ手順・方法(現地でプチ生活してみよう)
海外就職/転職を実現するおすすめ手順・方法(現地でプチ生活してみよう)