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【海外で生きるための心構え】現地ローカルを味方につける

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先日、2社目の会社を退職しました。

ありがたいことに、たくさんのベトナム人の同僚や友人たちが送別会を開いてくれました。

僕はこれまで海外3カ国での勤務経験がありますが、本当に毎回たくさんのローカルの仲間に囲まれ、困った時にもたくさん助けてもらいました。

手前味噌ですが、僕なりに精一杯現地の文化を理解・リスペクトし、彼らの懐に入り込もうとしてきた姿勢を認めてもらえたのだと自負しています。

そこで今回は、現地ローカルを味方につけるために意識してきたことについて書いていこうと思います。

 

信頼できるローカルがいることは財産

ビジネスをする上で

当然海外で仕事をする上で、多くの同僚はローカルスタッフです。ローカルとのコミュニケーションやサポートなしで仕事が成り立つことはあり得ません。

また、外国人である日本人の僕らにはできない仕事もたくさんあります。言語はもちろん、商品やサービスを売る上で、その国の消費者の感覚や行動の理解は、在住期間の浅い外国人には至難の技です。

この「外国人には分かり得ない感覚」を補ってくれる彼らの存在が、日本人バリューを発揮する上でもかなり重要になってきます。

困った時

仕事以外でも、彼らローカルが必要な場面は数多くあります。

例えば病気をした時。東南アジアで腹を下しても正露丸はあてになりません(笑)

その土地で発生する病気には、その土地の薬や治療が会うことの方が多いです。

それから家を探す時。日本人の友人やエージェントからある程度の情報を引き出すことはできますが、より条件の良い物件、大家との交渉など、現地の風習や言語を理解できた方が圧倒的に有利に進められます。

外国人相手だと、相場や事情を理解していないのを良いことに、高値を吹っかけられることもよくあるし、強いローカルの味方を一人つけるだけで、物事がスムーズに進められます。

 

郷に入っては郷に従え、ですね。

 

現地ローカルを味方につけるために意識した3つのこと

もちろん、当初は様々な苦労をしてきましたが、結果的にはそれぞれの国で、たくさんのローカルの仲間ができたし、たくさん助けてもらいました。では、実際にどんなことを意識すべきなのか?経験談をもとに話していきます。

 

1. 文化や国民性を否定しない

肯定から入る

日本と違う前提をまずは理解する、受け入れる。当たり前のように聞こえますが、これは以外と難しいし、日本の基準を相手に強要してしまう日本人もたまに見かけます。

例えば、仕事中にみんなでお茶休憩、定時ぴったりで帰る。

これ自体は悪いことでもなんでもないのですが、「日本とは文化が違う」で終わらせず、こういったことにも目を向けてみると良いです。仲間や家族を大切にする価値観が、日本人と比べ強くあったりするわけです。

・背景を聞き出す

とはいえ、たまに意見が衝突したり、噛み合わないこともあります。中には明らかに相手が間違っていることもあるはずです。

日本人同士であればある程度言葉にしなくても価値観が共有できているので、部下にここはこうした方がいいとアドバイスしたり、それは間違っている指摘しても、スッと理解されることが多いはず。

「例えば、納期に遅れるな、もっと頻繁に報連相してくれ」こういったことは大抵言われる側も認識しているので、特に問題はありません。

しかし海外においては、そもそも根底で価値観が違っていたり、共有できていなかったりすることが多いので、論理的な理由や相手の言い分を聞かずに意見することは得策ではないこともあります。

例えば、

なぜ報告が遅れたのか?そもそも国によっては、悪いことをなるべくおもてに出さないようにする価値観が根底にあったり。

なぜ進捗が遅れているのか?そもそも国によっては、細かくプロセス管理する習慣がなかったり。

どんなにこちらの言い分が正しくても、相手の立場やバックグラウンドを理解しないまま正論をぶつけても全く響かないわけです。

望む結果を海外で出すならば、どうすれば相手が動いてくれるかに必要以上に神経を注ぐ必要があります。

単純に理解されず、相手が納得できず、一つの仕事が進まないくらいならまだ良いですが、一向に相手に寄り添わずこれが積み重なると、信頼を失墜するリスクだってあります。

 

2. ランチや飲みの誘いは可能な限り顔を出す

・同じ釜の飯を食う効果は絶大(異文化理解)

僕は基本的に、「食事に誘われることは大きなチャンス」と捉えています。

食の理解は現地理解には必須だし、日本人が知らない穴場の発掘にもなります。

そして何より、彼らの日常生活に混ぜてもらい、溶け込むことは、現地理解、仲間意識を持ってもらうための大きな近道です。

・心を掴むオープナー

会に積極的に参加し、混ぜてもらうだけでも十分ですが、さらに相手の心を掴むために有効な方法があります。

僕はこれを「オープナー」と呼んでますが、だいたいどこの国でも効果覿面なので、覚えておいて損はないはずです。

・現地語は真っ先に下ネタを覚える

・世界共通のネタ(サッカー、マンガ/アニメ)で盛り上がる

要は、まずは仲間として認めてもらうこと。そのためには、ハードルの低い共通の話題から入り、面白いキャラを定着させることがなかなか有効です。

3. 東南アジア日本村の外に出る

当然、日本人同士にしか分かり合えないことはある

外国人として暮らすことの不便さや、日本の友人や家族と離れて暮らす孤独、これは同じ境遇を抱えている日本人としか共有できないことです。僕もメンタルが落ちたときはやっぱり日本人といる方がラクだし、1人でもいいから本音を言い合える日本人の友達を持つことは、海外生活を乗り切る上ではめちゃくちゃ重要です。

でも、日本人村にとどまっていたら、それは大きな機会損失

海外に出てくる理由は人それぞれですが、わざわざ出てきてまで日本と同じようなコミュニティばかりにとどまっていては、せっかく出てきたメリットを享受できないのでは?と思います。

今はまだ日本の製造業や技術力、経済力のおかげで、日本人は比較的海外でもポジションを保てていますが、アジア諸国がこれからぐんぐんとプレゼンスを高めて行けば、”日本人であるから” という理由だけでは価値を発揮できなくなっていくはずです。

特に、海外で生きて行きたい、さらには海外でキャリアや事業を作って行きたいのであれば、現地事情に精通したり、ローカルなコネクションを持ったりと、ほかの日本人にはない差別性を作って行く必要があります。

これまでも述べてきた通り、その国で成功したいのであれば、やはりその国のローカルの力やサポートをどれだけ借りられるか?が、外国人にとってはとても重要になってきます。

 

日本の外にも居場所があること

もちろん、海外にくる理由やきっかけ、生きていく術は人それぞれです。

成功云々は置いておいて、単純に日本の外に信頼できる仲間がいて、帰ってこられる場所があるというのは大きな財産になるはずです。

日本に来た外国人に、日本のことを好きになってもらえたら嬉しいですよね?

それと同じように、海外で生きる僕ら日本人も、現地に興味を持ち、理解しようとし、リスペクトする。その気持ちは伝わり、いつか僕らの強力な盾となってくれるはずです。

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タイ・バンコク在住。戦略コンサル→海外就職メディア「アジラボ」運営&キャリア支援。20代で4カ国勤務の経験から『海外で働く・生きる』のリアルを発信 ■大学純ドメ体育会→挫折&留年→バックパッカーで覚醒→NTTインド駐在→DI戦コン ■キャリア相談もお気軽に